
急冷式アイスコーヒーのレシピ
暑くなってくると、店頭でサービスとして提供しているアイスコーヒーの作り方です。
説明が長すぎてウンザリした方は
是非、お茶パックの方を試して下さい。
お茶パックより良い所
・飲みたいときにすぐ作れる
・透明感のあるコーヒーが出来る
(パックは微粉で濁る事があります)
お茶パックより悪い所
・計算がめんどくさい
・工程が多い
・氷がたくさん必要
・少量だと抽出が難しい
味としては同じような感じになるので、微粉さえ気にしなければ、お茶パックをオススメします。
ホットを抽出するのとまったく同じ工程で、サーバーを氷を張ったタライに漬け込んだまま抽出して急冷する方法もあります。
そっちの方が楽かもしれませんが、一応、レシピを掲載しておきます。
準備
例として30gの粉を使ったレシピを紹介します。
コーヒーを
冷ますための氷と、
使用するお湯の量
を計算してから抽出します。
まずは、粉30gに対して
12.5をかけて下さい。
12.5×30=375
なので、大体の375をメモ。
次に、コーヒーを冷ますための氷の量を計算します。先ほどの375を3で割ります
375÷3=125なので、125をメモ。
125gが使用する氷の重さの目安になります。
計算が終わったら抽出の準備をします。
サーバーを準備して、氷を入れます。
先ほど計算した125gの氷を入れるんですが…だいたい、氷は正確には図れません。
ので、約125gで良いのですが、氷が少ないとコーヒーが冷え切らないため、計算した数字より多めの氷を入れるようにして下さい。
例として氷を135g入れる事にします。
最後に使用するお湯の量を計算します。最初の計算で出た数字375から、実際に入れた氷の量135gを引きます。
375-135=240
240が、抽出に使用するお湯の量です。
抽出
では、抽出します。
135gの氷が入ったサーバーの上に30gの粉が入ったドリッパーをセットして、240gのお湯を落としていきます。
後はホットと同じように抽出して、氷を溶かしながらコーヒーを急冷していきます。
1投目は 240の¼ 60gのお湯 を、ドリッパー内の粉に満遍なく、全体に行き渡るようにかけます。
お湯を注ぎ始めてから1分20秒、
焙煎したばかりでモコモコしている場合は
1分20~30秒待ちます。
そのあとは、残りの 240の¾ 180g を全部注いでドリッパー内からお湯が落ち切ったら終了です。
この時点で出来上がったアイスコーヒーは12.5倍の濃縮版なので、飲む時にグラスに氷を入れて薄めて飲んで下さい。